Tida(ティダ)・・・沖縄の方で「太陽」という意味があります。
仕事で沖縄県宮古島に3ヶ月程滞在していた時に
私は強くこの言葉に惹かれました。
アロマセラピストとしてアロマやボディヒーリングの仕事に就く以前は
パチンコ店内でコーヒーなどのドリンク類を
一人一人のお客さまに声をかけ
販売する・・という仕事をしていました。
職場はタバコの煙とパチンコの騒音、欲の強いギャンブラー達
たまにヤクザさんも居たりして、その人たちに笑顔で営業販売。命がけの時も・・
突然辞めて来なくなるスタッフも頻繁にいました。
そんなスタッフの穴埋め係兼、新人インストラクターとして私がホールへ立っていました。
派遣先は南は鹿児島県から宮崎県の県境、北海道は稚内・札幌・釧路・帯広・名寄・富良野・小樽・千歳・
恵庭・旭川・岩見沢などなど道内各地
自宅札幌で過ごす時間は、3日居られれば良いほうでした。
心身ともに疲れ果てていたところに
ある日友人から、「足裏のマッサージ行かない?とっても気持ちいいから」と誘われたのです。
(足裏〜?そんなとこ揉むだけできくの〜?!)・・その時の正直な私の感想です。
そうは思っても立ち仕事なので足は疲れています。
時間はあったので付き合いで行くことになりました。
足裏リフレクソロジー・・コースは20分
たった20分でどんなことをするのか、ずっと見ていよう・・
そう思っていたのに、深く爆睡してしまいました(足だけでこんなにリラックスできるなんて!!)
もともと香りというものが大好きだった私
アロマの香り、そして足裏リフレクソロジーはこんなに気持ちいいものなのか〜
とすっかりはまってしまい、その友人よりもサロンに行く回数が多くなっていました。
その後、癒しの世界へ転職することを決意し
リフレクソロジーの学校へ通いました。
同時にそこでアロマテラピーというものも知りました。
初めて購入した精油はローズウッド。
気持ちが安らぎ、疲れがとんで、幸せな気分になるような香りでした。
リフレの学校を卒業した後は、サロンで勤務しながら
アロマテラピーの学校に通い資格を取得しました。
念願のサロンでの勤務と、大好きなアロマの勉強が同時にできる・・
その環境は私にとってとても幸せな時間でした。
サロンでは、うれしい事や楽しい事、嫌な事、大変な事もあったけれど
セラピストとして必要な基本はそのサロンで教えていただき
千人を超える施術経験をさせていただいた事
今でもその会社には感謝しています。
ですが、ひとつのサロンだけではなく、もっと他のところも見てみたくなり
サロンを退職しました。
そして以前から興味のあった整骨院。
アロマとボディワークによる身体と心の癒しと、整骨院での根本的な骨や筋肉の矯正
この2つが融合できる場所があればすばらしいだろうな・・と考えていたところ
整骨院のオープンに関わることになったのです。
ですが、ここに入るとき、受付兼先生の助手の仕事・・と聞いていたので
もうボディトリートメントはできないのだな・・と覚悟して加わったのですが
「アロママッサージ、ロミロミ、リフレクソロジー・・色々できるね。(整骨院で)やるって言ったらできる?」
といわれ、なんと整骨院の一室を使いボディトリートメントもできることとなったのです。
一度辞めかけたトリートメントを、まだ続けなさいということなのかな・・
私はそう考えました。
何も無いところから始めるというのは大変な作業で(会社は整骨院経営が初めてだったので)
仙台へ研修に行き、保険の勉強や受付業務、患者さんへの電気付け、トリートメントやリフレの研修
をしてきました。
オープンするまで、そしてオープンしてから
今までのサロン経験が生かされることと、逆に経験による固定観念がかえって邪魔になること。
固定観念がないと新しい発想がうまれるということもここで学びました。
この整骨院でも、たくさんのお客様・患者さんに関わり施術することができ
ここでも、アロマやリラクセーションの重要性をより感じました。
オープンしてからテレビや雑誌にも取り上げられ
そのせいか売上も順調にいき、固定客もどんどん増えていった頃
なぜかどうしても行きたくてしかたなくなったところがありました。
沖縄の宮古島
(行かなきゃいけない・・)今でも不思議なのですが、その時どうしても行かないといけない
そう思ったのです。
以前お世話になった会社の社長に
宮古島のサロンスタッフのあきはあるか連絡したところ
ちょうどこれから夏季スタッフの募集をかけようとしていたところだとのこと。
私に行く気があれば、「サロンの事はわかっているし、こちらとしても一から教えずにすむので是非」
とのことだった。
数日後「宮古に行かせて下さい」と返事をしました。
急でしたが整骨院は退職することにし、宮古島行きの準備がはじまりました。
心配なのは未だかつて体験したことのない暑さ。
そして休憩する間もないほど忙しいサロン、その中で自身の体力が持つかどうか。
どちらにしろ、年齢的にも南の島のリゾートホテルのサロンで働けるというチャンスは
これが最後だろうと思い決断しました。
宮古島行きの直前
以前働いていたサロンの店長から、「大通にあるカラースクール「トゥルーカラーズ」で
アロマの先生を探しているので、その先生と一度会ってみない?」と声をかけていただきました。
聞くところ、講座を開催しようとしているけれど、この先生だ・という人がなかなか見つからないとの事。
いずれはアロマ講座ができればな〜と思ってはいたものの
その時は、講座どころか人に教えることもほとんど経験がなかった私なので
(一度お会いしてその事を伝えて、それでもよければ後は先生の判断にお任せしよう・・)
そう考え、店長の紹介でS先生とお会いしました。
講師経験のないこと、アロマに対する考え、今できることなどをS先生に話したところ
S先生は「経験はなくても、これから経験してそれを積んでいければいいと思います」と
そして私に「是非お願いします」とおっしゃって下さいました。
その日顔合わせをして、話をするだけだと思っていたのですが、S先生は即決で私を選んでくれました。
宮古島から戻ったら講座を開催することになりました。
(ほんとに私でいいのだろうか・・)
不安はありましたが、やれるだけやってみることにしました。
紹介してくれた店長、人のつながりに感謝です。
それから間もなく宮古島へ
ちょうど梅雨が明けた頃に宮古へ到着。初日に2重の虹が出ていたのを覚えています。
エメラルドグリーンの海を見ながらお客様にトリートメントができる幸せ。
サロンは大変でしたが、南の島の海がすべて癒してくれるようでした。
見たこともない植物が育ち、海、太陽、月、星がとても身近に感じる島での生活は
北海道の自然とはまた違い、特に海のパワー(そして龍神の力)を強く感じました。
島では台風が長引くほど物資が途絶えるので
生活必需品は大切ですし、特に水が大切です。
もちろん精油もほとんど売っていないので、ここに来る時大量に持参してきました。
それを使いサロンのスタッフ達に好きな精油を選んでもらい
スプレー作りや香水づくりをしました。
ちょっとしたプチ講座のようでした。
好きな香りを数種類選び、選んだ香りの作用をリーディングしていくと
不思議と選んだその人の、今の心理面や体調面にピタリとあてはまる香りを選んでいる事が多いのです。
そんな話も伝えると、さらに香りにはまっていきます。
それまで不機嫌だった人も、疲れた人にも、ふっと笑顔がでてきます。
香りに癒され笑顔になっていくのです。
香りを嗅いだり、選んだりしている時の彼女たちの表情をみていると、ほんとに楽しそうで
アロマの事を伝えているこっちまでうれしくなってきます。
きっと私がやりたい講座はこんな感じなのだろう・・
なにかがつかめた気がしました。
笑顔は太陽にも似ている・・
そういえば沖縄の言葉で、太陽はティダという・・・
アロマ(植物)の力は
身体だけでなく、人の心(魂)にも働きかけることができる大きな可能性がある
たくさんの人にこの香りの魔法を伝えたい。
そんな思いでこのTida Aya(ティダ アヤ)を始めました。 |